アメニティのミッション 『食文化を通して、沖縄を元氣にします』

自分だけじゃなかったんだ
こんなに “温度感” のある人たち

アメニティストーリー

飲食業は、お客様も働く人も幸せになれる最高な仕事ー。

私たち株式会社アメニティのスタッフは毎日、心の底からそう実感しています。

1984年6月に設立したアメニティ・グループは、居酒屋・レストラン運営、ケータリング産業などを手掛け、おかげさまで今年で創業40年を迎えることができました。

正直に申し上げますと、経営の危機に直面したことは一度ではありません。ただ決して順風満帆とは言えない中でも時代のニーズを読みながら挑戦を重ね、一貫して「食」に関する事業を展開してきました。その歩みは、沖縄の外食シーンのトレンドや文化を牽引し、飲食業従事者の地位と待遇の向上に取り組んできた歴史でもあります。山あり谷ありだったこれまでの40年、そしてこれからもアメニティは「食」と「人」の物語を紡いでいきます。

1984年6月
人気店を連発!トレンド作る

アメニティは1984年の「居酒屋村さ来寄宮店」の開店を皮切りに、洋風居酒屋やラーメン店など運営店舗を次々と増やしていきました。1996年からオリジナルブランドとして展開した「洋風居酒屋太陽市場」は大ヒット。那覇市小禄や北谷町美浜などに7店舗を次々と出店、東京や名古屋への進出も果たしました。

2000年代初頭
飲酒控える流れで売り上げ激減

道路交通法の改正をきっかけに飲酒を控える流れが生まれ、売り上げが激減。あっという間に経営難に陥り、次々と閉店や譲渡へと追い込まれていきました。

2005年
だいこんの花ヒットで復調

経営陣は「何かを変えていかないといけない」と模索を重ねました。創業者にある講師との出会いがあったことなどをきっかけに、セミナーや研修を受講し、改革への戦略を練りました。その時期に生まれたのが「健康食彩レストランだいこんの花」。
自然派ビュッフェというコンセプトが人々の健康や食への関心の高まりを受けて人気を博し、会社の業績も回復していきました。

2010年
時代先読み中食事業を開始

テイクアウトやケータリングはコロナ禍で注目されましたが、当社は、その10年ほど前(2010年頃)から力を入れていました。当時の店舗経営は好調だったものの、人気店閉店を経験していたことから「好調な時こそ何か仕掛けよう」というチャレンジでした。
客足が遠のく正月や旧盆の時期に県民が利用するオードブルに目を付け、主体の揚げ物の代わりに健康志向の料理を詰めて提供し、弁当にも応用しました。また国内外から多くの人が集まるMICEをビジネスチャンスと捉え、大型イベントにも対応。デリバリーの体制も確立し、一般家庭が手の届く価格帯で提供した出張パーティーサービスもヒットし、現在もご好評をいただいております。

2011年
6次産業進出も撤退を判断

今帰仁村に農業生産法人のあいあいファームを設立し、無農薬有機野菜を生産・加工して店舗へ食材を卸す事業を開始。
6次産業化のモデルケースとして、また小学校跡地を利用した先進的な取り組みとして注目されました。しかし実際の経営状態は火の車。同法人は2017年に譲渡し、経営から撤退することになりました。

2019年~2020年
現社長が就任し経営再構築

2019年に 現社長の慶田盛克磨が社長に就任 し、経営の立て直しに着手しました。慶田盛はアルバイトで入社した当時から社長になりたいと公言。県外への店舗進出などを経験しつつ、オードブル事業などさまざまな提案をしていました。
社長就任を機に、料理人を常務取締役に起用するなど人事体制を刷新。社内の風通しが良くなり、現場の意見がスムーズに経営に反映されるようになりました。同時に補助金を活用してIT化を進め、生産体制やバックオフィスの体制も再構築。経営基盤の強化につながりました。

2020年
コロナ禍直撃で5店舗閉店

コロナ禍が、飲食業界を直撃。当社も例に漏れず、好調だっただいこんの花3店を含む5店舗が閉店を余儀なくされました。

2024年~現在
飲食業者の夢を追い続ける

2024年~ 「減収増益に!」
コロナ禍を乗り越え、従業員の研修や県外視察を再開しました。創業当初から大切にしている人材育成の取り組みにさらに力を入れようという試みでした。
また、経営方針に「プラチナ企業を目指そう」というスローガンを入れました。プラチナ企業とは「働きやすさ」と「働きがい」の両方が高い企業のことで、社員の意識改革につながりました。
このような取り組みの成果が数字にも現れ、2024年には減収増益に。従業員の給与が上がり、夏冬のボーナスも支給されるようになりました。
「働きやすさ」に関してもチャレンジを続けています。飲食業界では困難といわれている育休や有給休暇、そして連休の取得を可能にし、男性の育休取得も実現しました。 そして現在、新店舗出店に向け準備中。
アメニティはこれからも、飲食業に携わる人々の夢を形にするために歩み続けます。

アメニティにはこんなスタッフがいます!

お母さんはベテランスタッフ。兄弟全員がバイト経験者のアメニティ家族!

Aさん20代男性
居酒屋・ホール担当 勤務歴5年
アルバイト 正社員

 高校生のころ、居酒屋部門でアルバイトを始めました。僕がもともと母がキッチンで働いていて、なんときょうだい5人全員が当社のバイトを経験しました。僕自身、小学生のころからアメニティの経営方針発表会に家族で参加していて、会社に親近感がありました。そして現在は、妻もケータリング部門で働いています。  もともと大人に対して不信感があったのですが、先輩スタッフはとても楽しそうに働き、仕事も優しく教えてくれました。先輩がいきいきと笑顔でお客さまと接する様子を見て「こんな楽しそうに生きられたらいいな」と思えるようになりました。  高校卒業後にほかの職場も経験しましたが、今ではアメニティの社員として勤務しています。職場ではみんなフレンドリーで、仕事や子育てのことも親身になって聞いてくれます。一方、忙しい中でもお客さまのお名前を覚えていたりと、接客のレベルの高さに驚くことも多いです。人見知りだった僕も接客の楽しさにはまり、将来はバーを経営したいと思うようになりました。

学生バイトで飲食業の楽しさにはまり、一生の仕事に!

Bさん 30代男性 居酒屋・調理主任 勤務歴13年(入社4年)
アルバイト 正社員

 専門学校に通い、調理師を目指す勉強をしながらアメニティの居酒屋でアルバイトをしていました。希望していたホテルへの就職がかなわず、社員にならないかと声をかけられて入社。もともと和食に興味があったのですが、たまたま料理長が和食専門の方で、近い距離で学べることも魅力に感じました。実際、天気を見て酢飯の水加減を調整したり、生け花から盛り付けのヒントを得ていることを知ったりと、多くの学びがありました。レストラン立ち上げを経て一旦退社。その後その料理長からお誘いのお電話をいただき、恩返ししたいという気持ちで応じました。知っている何人ものスタッフが働き続けていて、気を遣うことなく復帰することができました。
週1回、居酒屋3店舗で朝から行う勉強会では、講師のコンサルタントから飲食店の流行や新しい情報を学ぶことができるだけでなく、他の店舗の取り組みを共有できるのですごくためになります。僕もどんどん料理や仕事を教えることが楽しくなっていて、一生,飲食業に携わっていきたいと考えています。

客からパートスタッフに。最後の職場に選んだのもアメニティ

Cさん 
40代女性 通販部門・部門長 勤務歴3年(入社1年)
パート 他社勤務 正社員

 会社員やインストラクターを経て、20年ほど前に県外から沖縄に移住してきました。子育てをしながら、もともとスタッフの接客に好印象を抱いていただいこんの花でパート勤務を始めました。当時はホールの担当でしたが、農業やマクロビオティックに関心があって、メニューやポップに野菜の効能を書き入れるお仕事なども楽しんでやっていました。
退職後、事務職や営業職などに従事していたものの、苦手な業務をふられたり、体調を崩しても業務を休めなかったりすることがありました。50代を目前に一生の仕事を探しているころに、当社が通販事業の職員を募集していることを知り、再度働きたいと応募しました。アメニティという会社が好きだったんですね。
現在は、通販のサイトやカフェの運営を行っています。アメニティは理想の職場。ポジティブな人が集まっていてしっかりとした協力体制があり、そのような価値観は人間学の勉強会などでも共有されています。私は、縦割りで自分の担当だけをこなす職場に違和感を感じるタイプなので、スタッフが互いを思いやる温かい環境で働けることを幸せに感じています。今後も通販部門の発展に向けて、精一杯働きたいと考えています。

アルバイトから社長に!!

慶田盛さん 
●40代男性 代表取締役社長 勤務歴●年
アルバイト 大学入学 卒業後正社員 子会社の社長 現職

20歳で居酒屋アルバイトからスタートし、バイト生ながら東京、名古屋での出店にもかかわりました。入社当時から社長になりたいと公言していて、予備校を経て大学に入学して法律を学び、29歳で新卒として入社しました。
以来、どうしたら会社の経営がよくなるか、考える毎日。だいこんの花が好調なころに、オードブルや弁当の開発を仕掛けました。店舗も忙しい中、盛り付けなどの細かい作業が必要になったため反発もありましたが、お客様の反応はよく利益も出ました。創業者にケータリング事業の推進を提案し、認められてケータリングの子会社をつくり社長に就任することになりました。
アメニティの代表取締役社長に就任してからもコロナ禍など、つらい時期を経験しました。しかし僕を含め店長、料理長、スタッフはみんな声が大きくて元気で飲食業が好きなメンバーばかり。よく会社全体が「熱い」と言われるのですが、みんながそれほどお店や業務に対して思い入れをもちながら働き、お客様を喜ばせたいと考えています。今後はそんな素敵なスタッフをもっと増やし、業績を向上させていくと同時に、飲食業従事者の社会的地位や収入を上げていけるよう取り組んでいきたいと思います。

アメニティのお仕事

アメニティは、飲食業で働く人のチャレンジを後押しする会社。スタッフの能力や希望に応じてステップアップできる仕組みが整っています。
県外・海外視察や社内勉強会が定期的に開かれ、学びの機会がいっぱい。現場のスタッフはみなさんの面白い発想、自由な発想を待っています。
あなたも一緒に、毎日ワクワクしながら働きましょう!

店長 チームのエンジン、未来をつくる舵取り役!

店長は「お店の物語を描くクリエイター」です。一人の経営者として売上や運営を管理し、運営していくことはもちろん、お客様から「このお店に来てよかった!」と思われる空間づくりがミッション。時にはスタッフの背中を押し、時にはお客様の最高の笑顔をつくる、まさに “エンターテイナー!”あなたのアイデアとリーダーシップで、 繁盛店の新しい歴史 を築いてください!

【業務内容】

  • 店舗運営前半(売上管理、人員配置、オペレーション管理、スタッフ管理育成)
  • 売上目標の達成やサービスの向上を目指し、経営計画を立てて店舗を運営します。
  • 社内の勉強会で損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)の読み方を学びながら、数字に基づいて事業を進めます。
  • 売上予測を元に仕入れや人員の予算を立てたり、キャンペーンを企画したりと業務は多岐にわたりますが、グループ内の店舗間の情報共有や交流も盛んで、相談しながら業務を進めていける体制が整っています。
副店長 お店の軸を支え、次世代の店長候補へ!

副店長は 「お店を安定させる柱」でありながら、「次の店長」へと成長する存在。店長の右腕として、お店のあらゆることに関わりながら「どうすればもっと良くなる?」を追求。あなたの気づきと行動が、スタッフの働きやすさ、そしてお客様の満足度を 最大化 します!店舗運営のノウハウを学びながら一歩先を見据え、「店を進化させるプロデューサー」になりませんか?

【業務内容】

  • 店長のサポート業務(売上管理・人員配置・オペレーション管理)
  • スタッフの教育・指導(研修の企画・実施)
  • 接客品質の向上(クレーム対応・接客マニュアルの整備)
  • 販売戦略の立案(キャンペーンやプロモーションの企画)
  • シフト管理と労務管理(スタッフの勤怠管理・休暇調整)
料理長 料理で人の心を動かすストーリーテラー!

料理長は単なる調理責任者ではありません。「料理で物語を紡ぐアーティスト」として、 “味”と“想い” を込めた料理を生み出す存在です。時には「このメニューでお客様を驚かせたい!」そんなワクワクする挑戦も。味を極めるだけでなく、厨房のリーダー としてスタッフを育てる役割も担います。スタッフとともに成長し、“沖縄の食”の未来を創る”そんな熱い想いを持つあなたを待っています!

【業務内容】

  • メニュー開発(新商品考案・試作・原価計算)
  • 料理の品質管理(味・盛り付け・提供スピードの向上)
  • 食材の仕入れ・在庫管理(コスト削減・食品ロス管理)
  • 厨房スタッフの教育・育成(調理技術・衛生管理指導)
  • 調理オペレーションの効率化(動線設計・作業分担の最適化)
  • 季節限定メニューやイベントメニューの企画
  • 厨房内の衛生管理(HACCP対応・清掃管理)
主任 店とスタッフを進化させる仕掛け人!

主任の役割は、「スタッフが輝く環境をつくること」。オペレーションの最前線に立ち、「もっとこうしたらいい!」を実現するキーパーソン。実は現場での経験をダイレクトに生かせるポジションでもあり、新しいメニューやイベントの企画、お客様の目線での改善提案など、 挑戦できる余白 がたくさんあります。また、スタッフの兄貴、姉貴役として現場をまとめることも大切な役割で、素敵なチームづくりに欠かせない存です。あなたのアイデアと行動がスタッフの成長、お店の魅力を最大化するカギ になります!

【業務内容】

  • スタッフの指導・フォロー(新人育成・チームビルディング)
  • 接客の質向上のためのトレーニング実施
  • 店舗オペレーションの改善提案(業務フローの見直し)
  • イベント・販促施策の企画運営
  • お客様の声を活かしたサービス改善
  • SNS・広報活動のサポート(店舗の情報発信)
  • スタッフのモチベーション管理(評価・表彰制度の実施)
コーポレート室 店舗を支え、輝かせるバックアップチーム!

コーポレート室は、単なる裏方ではありません。組織の根幹を担い、「店舗が最高のパフォーマンスを発揮できるように支える存在」です。企業にとって大切な「人」と「お金」を管理する経理・総務の仕事を通じて、「どうすれば店舗スタッフがもっと働きやすくなるか?」「どうすれば現場がよりスムーズに動くか?」を考え、形にするポジション。店舗と経営陣をつなぎ、「お店を陰から支えるパートナー」として、あなたの力を発揮しませんか?あなたのサポートが、現場の笑顔と成功につながります!

【業務内容】

  • 経理業務(売上管理・経費精算・帳簿管理)
  • 総務業務(契約管理・備品発注・設備管理)
  • 労務管理(給与計算・社会保険手続き)
  • 採用・人事サポート(求人広告作成・面接調整)
  • 店舗のオペレーション改善支援(マニュアル作成・業務効率化)

アメニティが大切にしていること

人としての成長を促す〜研修、勉強会が充実〜

アメニティは「人としての成長」を大切にし、創業以来継続して勉強会や視察研修の実施に取り組んでいます。社内外でさまざまな体験ができ、学び続けることができるのも当社で働く魅力の一つと自負しています。
同時に、経営の数字とも向き合うことで、食の世界での経営スキルも身につけてほしいと考えています。スタッフの社内起業も視野に入れた取り組みです。

県外・海外視察

海外:台湾・タイ・シンガポール・深セン・イタリア・スペイン・韓国
県外:東京・大阪・福岡・福島・北海道・徳島・鹿児島・長崎・神奈川・静岡・京都

勉強会

月1回
人間学を学ぶ。読書会。ビジョンボードを作る。数字に強くなるような勉強、電卓をたたくところから。タイムマネージメント。「みんなの成長なくして、会社の成長はない」という思いで、社員の幸せのためにやっている。

各店会議

売上報告。月次の売り上げ報告。新メニューの提案、試食会。

美食倶楽部

2022年2月より高級食材を扱っての実習を行っている。他ではなかなか扱えないので、分かる人は”うわぉ〜”て思うかも。ビバレッジも一緒に学ぶ
・安康、蟹(毛蟹、ズワイ、タラバ)、世界三大珍味(フォアグラ、キャビア、トリュフ)、フカヒレ、ノドグロ、鹿、猪、河豚、鰻

社会貢献

2023年2月より毎月1回、県内子ども食堂1か所に料理長が行って料理をしたり。魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える(今後は、技を教えることをやっていきたい)。
2023年3月よりタコライスラバーズ様へ支援スタート

アメニティに入って私はこう変わった!

数字で見るアメニティ

創業年
1984年
アルバイトから
社員になった人数
7名
アルバイトから
社長になった人数
1名
社員の内訳
正社員31名
パート・アルバイト99名
男女比
正社員
パート・アルバイト
正社員の平均年収 489.6万円
平均月収 35.8万円×12ヶ月+
賞与60万円=489.6万年
県外視察で訪れた
飲食店の数(直近1年)
73店舗
勤続年数内訳 その他3名/5年以上10名
10年以上13名/20年以上4名
産休・育休を取得した
人数(延べ)
男性2人、女性6人
毎月提案される
新メニューの数
月平均27品
アルバイトの
大入り賞与の回数
【2024年度】
①デイリー売上達成 362回
②マンスリー売上達成 35回
賞与の支給実績 2024年:夏期平均20.5万円
冬期平均24.4万円
エントリーはこちらから